お話作りのヒント (1)テーマを決める
ものすごくおこがましいと思うのですが、お話作りについて書かせていただきます。
最近「オーダーメイド絵本・ピクブック」納品の後、子どもがとても喜んでいますというメールをいただくことが多くなりました。
それに後押しされる感じで、書いてしまおうと思います。
でも、あくまで、その子のためのオリジナルのお話です。
うちの子が喜ぶ、プレゼントするあの子が喜ぶ、お話についてです。
絵本コンクールや商業ベースに乗ることは考えていません。
オリジナルのお話は、その子自身が登場して、好きな食べ物や自分の玩具との絡みがあって、ハッピーエンドであれば、それだけで子どもに喜ばれます。
もう1回読んでと、せがまれることでしょう。
エンターテイメントとしては十分なわけですが、
作品として充実させる為には、やはりテーマや構成を考える必要があります。
よく「家族の愛がテーマ」とかいう表現を聞きますが、ちょっとおかしいと思います。
少なくとも小説やドラマなら、「家族の愛は大切である」とか「家族の愛なんてはかないものだ」とか、書く人が主張するものがテーマなのです。
書いたものを通して言いたいこと、つまり作者からのメッセージですよね。
子どもへのメッセージって、いっぱいあると思います。
「人参も食べなさい」とか「お友達と仲良く遊んでね」とか、
「勇気を持って行動することが大切だよ」とか、親の思いは尽きません。
それをお話のテーマにするのです。
テーマは、必ずしも表面に出ては来ないけれど、これがきちんと設定されているといないでは、お話に影響します。
例えば「ももたろう」にしても、勧善懲悪をテーマとするのと単に筋を追うのとでは、桃太郎をはじめ登場人物の描き方が違ってくると思います。
テーマが決まったら、それがより伝わりやすいように、ストーリーを考えます。
テーマは、主人公の行動で示されると言って良いと思います。
ある主人公が家族のために困難と闘ったり、数々の苦境を乗り越えて、やがて家族が幸福になるというストーリーを見せられたら、
「家族の愛は大切なんだよ」という作者のメッセージが伝わってきます。
しかし、さして行動しない主人公が口でいくら家族愛を唱えたところで、
ときどき、そんなテレビドラマがありますが、安っぽいですよね。
次回(来週)は
「人参も食べなさい」がテーマのお話のストーリー作りを考えながら、
お話の構成・起承転結について説明します。
筆:大石寛子
最近「オーダーメイド絵本・ピクブック」納品の後、子どもがとても喜んでいますというメールをいただくことが多くなりました。
それに後押しされる感じで、書いてしまおうと思います。
でも、あくまで、その子のためのオリジナルのお話です。
うちの子が喜ぶ、プレゼントするあの子が喜ぶ、お話についてです。
絵本コンクールや商業ベースに乗ることは考えていません。
オリジナルのお話は、その子自身が登場して、好きな食べ物や自分の玩具との絡みがあって、ハッピーエンドであれば、それだけで子どもに喜ばれます。
もう1回読んでと、せがまれることでしょう。
エンターテイメントとしては十分なわけですが、
作品として充実させる為には、やはりテーマや構成を考える必要があります。
よく「家族の愛がテーマ」とかいう表現を聞きますが、ちょっとおかしいと思います。
少なくとも小説やドラマなら、「家族の愛は大切である」とか「家族の愛なんてはかないものだ」とか、書く人が主張するものがテーマなのです。
書いたものを通して言いたいこと、つまり作者からのメッセージですよね。
子どもへのメッセージって、いっぱいあると思います。
「人参も食べなさい」とか「お友達と仲良く遊んでね」とか、
「勇気を持って行動することが大切だよ」とか、親の思いは尽きません。
それをお話のテーマにするのです。
テーマは、必ずしも表面に出ては来ないけれど、これがきちんと設定されているといないでは、お話に影響します。
例えば「ももたろう」にしても、勧善懲悪をテーマとするのと単に筋を追うのとでは、桃太郎をはじめ登場人物の描き方が違ってくると思います。
テーマが決まったら、それがより伝わりやすいように、ストーリーを考えます。
テーマは、主人公の行動で示されると言って良いと思います。
ある主人公が家族のために困難と闘ったり、数々の苦境を乗り越えて、やがて家族が幸福になるというストーリーを見せられたら、
「家族の愛は大切なんだよ」という作者のメッセージが伝わってきます。
しかし、さして行動しない主人公が口でいくら家族愛を唱えたところで、
ときどき、そんなテレビドラマがありますが、安っぽいですよね。
次回(来週)は
「人参も食べなさい」がテーマのお話のストーリー作りを考えながら、
お話の構成・起承転結について説明します。
筆:大石寛子

